台湾財界、HTCの支援を台北政府に要請

2012/8/22

台湾の財界、台湾中央銀行の総裁は経営不振に陥っている台湾HTCの支援がきわめて重要であると述べた上で、HTCの支援の要請を行った模様です。

HTCは現在利益は上げているものの2011年春のピークに比べて株式は80%以上減少しており、そのことから要請を行ったのではないかと考えられます。

HTCは2012年度はOneシリーズを発売していますが、そのスペックシートはSamsungのGalaxyシリーズよりは劣っている物となっていいます。

以前のDesire HDなどを発売していた時期などはあの当時にスペックが飛びぬけて良かった点で好評だったとも考えられますが、今はGalaxyシリーズに圧倒されてしまい、スペックを重視するユーザーはHTCを買う理由が無くなってしまったと言う印象があります。

それを考えたのか台湾中央銀行総裁の”Perng Fai-an”は「HTCを支援する代わりに、その魅力を取り戻させろ」と政府に求めたようです。

HTCは台湾の最大級の輸出企業であり、その動向によって台湾の運命も左右されると言っても過言ではないために今後の動向がとても気になります。