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HTC Desire X (T328e)がIFA2012などにて正式発表、機種の概要など

HTC Desire Xが欧州の家電展示会であるIFA2012や台湾で正式発表されました。

Desire Xは以前からコードネームがProto,モデルIDがPOO_U,メーカー型番がPM66 Series,機種型番がT328eなどで認証機関、各種ベンチマークやリーク情報で登場していた機種で、位置づけとしてはローエンド機となります。

Desire Xのスペックは以下の通りになります。（以前からの情報の変更点は太字）

  • キャリア：グローバル
  • 機種型番/型番/コードネーム：T328e/PM66xxx/Proto
  • 通信方式：GSM (850/900/1800/1900) WCDMA (900/2100) (DualSIMスロット未搭載)
  • SoC：Snapdragon S4 1Ghz デュアルコア MSM8225
  • GPU：Adreno 203
  • ディスプレイ：4-inch WVGA (800×480) SuperLCD
  • RAM：768MB
  • ROM：4GB (MicroSDスロット搭載、Dropbox 25GB 2年無償)
  • カメラ：500万画素 LEDフラッシュ搭載 フロントカメラなし HTC Image Chip搭載
  • 重さ：114g
  • バッテリー：1650mAh (脱着式)
  • 初期OS：Android 4.0.4
  • Sense4.1（WVGA版）、BeatsAudio
  • 色：台湾版→ホワイト、ネイビー、グローバル版→ホワイト、ブラック

Desire Xはローエンド機として位置づけられ発表された機種ですが、そのスペックは今まで発売されてきたローエンド機とは大幅に変わり、SoCがデュアルコアのSnapdragon S4 MSM8225 1Ghzとなり、RAMも768MBにまでアップグレードされています。

それにより本体のSenseバージョンは簡易Sense 4.0（Sense 4.0A）ではなくSense 4.1（WVGA版）を搭載しています。

台湾版とグローバル版

情報を集めているとIFA2012で発表された物と台湾で発表された物はカラーの違いがあるようです。

▲ブラック

IFA2012で発表された物は「ホワイト、ブラック」となっています。

一方台湾で発表されたDesire Xはホワイトは同色なものの「ブラック」ではなく、「ネイビー」となっています。

グローバルとして発売される「ブラック」はカメラ周りのカラーが青ではなく同色のブラックとなっており、此方が好きな方も居るのではないでしょうか。

Desire Vとの比較

▲イヤースピーカー部分が変更

 ▲カメラ周りのカラーが変更

Desire XはDesire Vの筐体デザインととても類似しており、Desire Vのスペックアップ版と位置づけても悪くは無いですが、Desire VはデュアルSIMスロット搭載となっているのに対して、このDesire Xは搭載していません。

ですのでDesire Xは完全な上位互換の機種ではないのですが、これからまだ未発表の機種である「T329w」が中国の認証に登場しており、その機種は認証結果よりこのDesire Xのカメラ解像度である500万画素を上回る800万画素のカメラを搭載している模様です。

このT329wは恐らくデュアルSIMスロット搭載でしょうし、Desire Xでカメラ周りが気になる方はT329wの購入を考えても良いかもしれません。

搭載Senseはv4.1

今までのローエンド機種はHTCの特徴であるSenseUIはスペックの低さからかアニメーションや機能を削ったSense 4.0Aが搭載されていましたが、今回のDesire Xは通常バージョンのSense 4.1（WVGA解像度版）が搭載されています。

自分で触れていないので詳細は解りませんが、恐らくアップデート等で提供されているSense 4.1と同じ機能を搭載していると思われます。

Sense 4.1の機能は以下で確認できます。

本体デザインや裏蓋取り外し

▲キーマップは今期の物（Sense4.1よりタスクキーはメニューキー割り当て可能）

本体デザインは全面フレーム部分がアルミとなっており、裏蓋部分がプラスチックとなっています。

このプラスチックの材質はOne Xなどと同じ物となっており、サラサラした触り心地になっていると思われます。

▲電源ボタン

▲裏蓋取り外し後

HTCJやRezoundなどの裏蓋アンテナ式ではなく裏蓋にアンテナは付いていません。

バッテリーは1650mAhで、十分バッテリーも持つと思われます。

▲9.3mm

 本体の薄さは9.3mmとなっており、重量は114gでとても持ちやすい物となっています。

最後に

私自身、今ローエンド機を欲しくXperiaPやOne Vを検討していたのですが、この機種が発表されたので丁度良い機種かなー・・と考えています。

私のDesire Xの唯一の不満点はカメラが500万画素と言う所なのですが、T329wが800万画素と言う情報を見てしまうとそちらを購入しようか・・・など考えてしまいます。

しかしT329wは中国専売なので輸入等もとても大変ですし、うーん・・・

色々思う点はありますが、Desireシリーズでファンが多いDesireHDのスペックよりもDesire Xは高い機種となっており、尚且つ重さなども改善されているためとてもローエンド携帯とは思えないスペックとなっていますので是非購入を検討してみては如何でしょうか！

Source : ePrice.tw , engadget

HTC速報Dev 機種個別ページ –Desire X : Proto

HTC公式 – HTC Desire X

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