韓国通信事業者、HTC製スマートフォンの不良在庫3万台消化できず困り果てている模様

2012/12/13

韓国の通信事業者であるSK-Telecom、Korea Telecomが抱えているHTC製スマートフォンの在庫が現時点で約3万台眠っている事をZDNet Koreaが報じています。

SK-Telecom、Korea Telecomが抱えているHTC製スマートフォンの在庫は上記の通り約3万台あり、HTCに支払った供給価格の基準では200億ウォン（約15億円）を超えているようです。

韓国国内では2011年の12月に韓国の有名役者とタイアップし宣伝を行ったSensation XLを販売しましたが、その後販売が芳しくなくほぼ0円で販売を行っても在庫の削減がほとんど進まなかったようです。

その背景には故障時に修理費が業界で最高水準という噂がありなかなか顧客が近づきにくかったのに合わせ新製品となるSamsung製やLG製のスマートフォンの価格が下がり、さらにiPhone5の販売もあったため韓国国内で在庫となっているHTC製のスマートフォンは旧製品となってしまい0円でも売れないという現状があるようです。

HTCのみならず、その他の韓国外企業は韓国国内ではなかなか難しい状況となっているようであのAppleですら好調とは行っていない模様です。

韓国HTCは2008年7月に進出し、2012年10月に撤退をしました。

韓国キャリア販売の主なHTC製Android機