アジア向け HTC Butterfly DELUXE_UB1 (X920d)レビュー、姉妹機の相違点を確認！

HTCは世界的にコードネームがDELUXEシリーズとなる機種を販売しており、今回はその中の一つであるアジア向けに販売されているHTC Butterfly X920dをExpansys様からお借りしたのでレビューを行いたいと思いますが、筐体/ソフトウェア共に日本版と近いので軽いものとなる事をご了承ください＞＜

機種の概要

このHTC Butterfly X920dは台湾で最初に発売され、その後ミャンマーやインド、マレーシアなどAsia WWEとされる地域で販売が行われています。

型番上のベースとなっている機種は国内で販売されているHTC J butterflyとなっており、どちらもPL99 Seriesと言う事になっています。

同等機種のHTC J butterflyは5インチフルHD解像度のディスプレイを搭載したスマートフォンとなっており、今となっては軒並み5インチフルHD解像度のディスプレイが採用されていますが、当時は世界初で発表が行われ、ユーザーはとても驚きました。

そのHTC J butterflyの海外版として販売されているのがこのHTC Butterfly X920dとなります。

内容物

Asia WWE版だったのでACアダプターは国内利用出来る物ではありませんでした。

• ACアダプター
• ヘッドセット
• USBケーブル
• 説明書・保証書
• SIMスロットピン

機種のデザインや操作

– 化粧箱

Oneシリーズ以降の一般的な通称「お弁当箱BOX」から戻り、四角い化粧箱になっています。

– 開封

 

HTC J butterflyは起動時にSIM交換が出来ませんが、HTC Butterflyは可能となっています。

– 他機種と一緒に撮影

EVO4GLTEと

HTC J butterflyと

HTC Jと

アジア向け HTC Butterfly X920dの良い点・悪い点

良い点 Positive Point

• 余計なアプリが入っていない

auが提供するアプリなど、プリインアプリはすべて入っていません。

• HTCによるアップデートが直ぐに受けられる

HTCが直に提供している機種なので、アップデートがキャリア向けより早くなる傾向にあります。

• 利用しない場合、日本機能が搭載されていない

利用しない人は、無駄な機能が無いと言う事で重宝するようです

• 付属品が有る

日本向けのJ butterflyにはSIMスロットピンしか付属品が有りませんが、台湾版にはACアダプターやUSBケーブルが付属してます。

• SIMフリー

SIMフリーと言う事により、国内ではau以外のSIMカードが利用出来ます！

悪い点 Negative Point

• NFC非搭載

NFCの利用する機会は少ないと思いますが、X920dにはNFCが搭載されていません

• LTE非対応

自分の中で一番残念なのはLTE非対応です、もともと対応していたとしても日本じゃバンドの違いで利用できないのですがHTL21はLTE対応のお蔭で相当快適に扱えます。

• 利用する場合、日本機能が搭載されていない

日本機能を利用したいと思っている人にとってはFelicaなどに対応していないのはなかなか痛いのではないでしょうか

• キャリアのサポートが受けられない

当たり前ですが、SIMフリー機は販売元へのサポートを求めなければいけないのに加え、ある程度日数が経過すると販売元ではなく修理の際はHTCに直接送らなければなりません。

DELUXEシリーズの相違点やバリエーション

DELUXEシリーズ、別名DLXとされていた機種は未発表機、発表機ともに多数存在します。

そのシリーズを列挙すると以下となります。

Butterfly (X920d) : DELUXE_UB1

---

カラー：ホワイト・ブラック・レッド

J Butterfly (HTL21) : DELUXE_J

---

カラー：ホワイト・ブラック・レッド

BUTTERFLY (X920e) : DELUXE_U

---

カラー：ホワイト（全面もホワイト）・ブラウン・ブラック・限定版レッド

DROID DNA (HTC6450LVW) : MONARUDO

---

カラー：ブラック・社員限定版レッド

未発表機

???? : DELUXE_R

ロシア向け考えられているButterfly派生機

???? : DELUXE_UL

DELUXE_UにLTEを対応したバージョン

発表済みの機種の相違を考慮してスペックをまとめると以下の表になります。

Sense 4+

この機種にはAndroid 4.1.1のHTCオリジナルUI であるHTC Senseを搭載しています。

Sense 4+は現状最新のものとなっており、色々な機能が搭載されています。

コンセプトは以下のようになっているようです。

更なる進化へ

新たなユーザーエクスペリエンス

HTC Sense 4

 

全ては使う「人」のために。HTCの設計思想からSenseは生まれました。

より自分らしく自由自在なカスタマイズ、シンプルで直感的な操作感。

使う「人」にその心地よさと驚きを。

HTC Senseはあなたの毎日を更に快適に変化していきます。（※冊子記載）

authentic sound – あらゆる音を忠実に再現

HTC独自のデジタル信号処理により同梱のいやフォンケーブルを自動認識。

高音質エンジンで聴く

お気に入りの音楽やあらゆる音が、

あなたを新しい世界へと導きます。 （※冊子記載）

2012年度のSense 4.0機には全て「Beatsテクノロジー」が搭載されおり、以前のHTC機に比べより聞きやすい音となっています。

Sense 4.0に搭載されている「音楽」アプリはSense 3.x世代の物より操作性などが向上しており、機能も増えています。

「SoundHound」をSense 4.0にプリインしているので、素早く音楽検索を行うことが可能になっています。

amazing camera – より美しく最高の一枚を

 まばたきをするより早い0.2秒のオートフォーカス機能が、

どんな瞬間も逃しません。

沢山の光を集める明るいレンズが、より美しく最高の

あなただけの1枚を撮影します。

インスタントキャプチャ

わずか0.7秒の高速カメラ起動。瞬間を逃さず動画も静止画も思いのまま。

連射は最大99枚まで可能です。

動画も一瞬を逃さない

ビデオ撮影と静止画撮影のボタンを並べて配置したことにより、動画を撮影・再生しながらdぷじに500万画素の静止画を撮影することができます。

とっさに取り出してもぶれない手ぶれ防止機能や高速撮影の動画を最大四倍のスローモーションで再生することが出来ます。

より美しく最高の一枚を

• ①HDR（ハイ・ダイナミック・レンジ）

異なる露出で撮影した写真から一枚の美しい写真に合成します。

どんな思い出の1枚も美しいまま残すことが出来ます。

• ②自動調整フラッシュ

一枚一枚、5段階の自動調整フラッシュから最適の強さを選び出して撮影します。

• ③グループショット

最大10人までの笑顔やまばたきを認識し、連射した中から最高の笑顔一枚を合成します。

このamazing cameraはとても素早く起動ができ、尚且つ以前のHTC機よりもとても綺麗に写真・映像撮影が可能になりました。

authentic soundと同じように2012年度以降のHTC機には殆ど搭載されています。

 

自分はHTC Senseが使えるのは基本的にHTCのみなのでHTC機以外がメイン機に出来ません・・・

日本利用について

日本利用については基本的に自己責任なので詳しく述べることは出来ませんが、以下のキャリアで利用可能と思われます。

• Softbank 3G
• Docomo (mopera.net契約で）
• Docomo MVNO (日本通信やIIJmio、DTIなど）

MVNOは電話契約を行っていないデータ専用SIMだと純正状態ではアンテナピクトが立ちません。

LTEは前述したように不可能です。

LTE通信については、L-03Eを買ってWi-Fi運用した方が一番現実的で快適かと思いますｗ

Dev関連

細かい事はこちらのHTC速報Devの記事にて記載しました。

最後に

今回はWindows Phone 8Sに続いて2回目のExpansys様から本体をお借りしたレビューでした。

個人的にはHTC J butterflyを持っているので殆ど同じHTC Butterflｙの購入予定は有りませんが、純正状態でSIMフリーが良いと言う事でしたらこちらを購入する方が良いかと思います。

SIMフリー携帯ならEXPANSYS！