2013年度のHTC新UI、「HTC Sense 5」の変更点の紹介

2013/4/19

2012年度の機種ではSense 4.X系のUIが搭載されていましたが、2013年から新たにSense 5.Xへ進化を行います。

2013年度に販売されるフラッグシップ機は全てSense 5を初期搭載しており、現状その他の大多数の過去機種もアップデートでSense 5になる予定となっているようです。

現状アップデートを行うと判明した機種、行わないと判明した機種などはこちらでご確認ください

HTC Sense 5へのアップデート予定機まとめ（準備中）

日本で発売されている一部機種もその内アップデートが行われると考えられますので、参考にしていただけると嬉しいです。

以前のSense4.1、Sense 4+の変更点はこちらです

HTC新UI、「HTC Sense 4.1」の変更点　※一部修正

操作UIの変化

操作UIは大幅に変わっています。

ロック画面

ロック画面はSense 3.xから続いていた、リングを引き上げる方式から変わり「鍵アイコン」又は「時計・天気バー」を引き上げる事によりロック解除が可能となります。

音楽などの表示も今まで通りインストールされており、「壁紙のみ」、通知などを一覧表示する「生産性」、フォルダの画像ファイルをスライドショー表示する「フォトアルバム」、ロック画面を設定しない「ロック画面なし」が利用できます。

メッセージ受信時や不在着信などの表示は時計・天気バーの上や下に表示されるようになりました。

着信時も以前の操作とは変わり、より直観的な操作を行う事が可能となっています。

ホーム画面（Rosie）

以前まで大きく存在感を出していた特徴的な時計ウィジェットは一応入っている物の、メインのような扱いはせず、あくまでメインはBlinkFeed上に配置されている時計・天気バーとなるようです。

ドロワー

Sense 3.xの時と同じように上下移動でアプリ一覧を見る事が出来ます。

メニューから4×5又は3×4のグリッドサイズにも変更可能で、表示しないアプリも以前のように選択が可能です。

電話・連絡帳

左がSense 5で右が4.xです！

Sense 4.xではタブ切り替えだった表示が、左右スライドで切り替えられるようになっています。

そのタブが無くなったことにより広く表示が可能となっています。

ギャラリー

ギャラリーアプリでは自分の撮影した写真は勿論、Facebookの友達がアップロードしている写真に直接アクセスする事が出来ます。

操作もBlinkFeedのような操作感となっています。

ミュージック

ミュージックアプリも細かい所で変更が加えられており、HTC初のビジュアライザー機能が搭載されています。

そのビジュアライザー機能でしっかりアルバムアートを表示するためか「Gracenote」から自動でアーティスト写真やアルバムアートをダウンロードする機能も新たに搭載されました。

ブラウザ

ブラウザに大きな変更点は有りませんが、一番の変更は同時表示タブ数が「6→16」へ増加しています。

タブ数に不満を持っている人も居たので少し使いやすくなったのではないでしょうか。

天気

以前のSense 4.xまでは天気をUIに使っている所が多かったですが、Sense 5からは天気について大きな表現は無くなってしまっています。

ロック画面も以前のような天気アニメーションはなく、時計・天気バーの中にアイコンが有り、少しアニメーションを行うだけとなります。

新機能

新機能としては、HTC Oneの新発表記事に書きましたが、改めて書くと以下の通りとなります。
Sense 5は今までのSense 4.Xからデザイン等を一新し、ロック画面等のデザインは変わってしまっており更に今まで天気の表現を前面に推してきたHTCですが今回のSense 5から殆ど無くなっています。

その代わりにHTC ZoeやHTC Blinkfeedといった機能が追加されています。

HTC Zoe (ゾーイ)

HTC Zoeはその日撮影した写真・画像を簡単にハイライト映像化する機能となります。

HTC Oneカメラアプリにはこの「Zoe」撮影モードが有り、そのHTC Zoeモードを利用し撮影を行うと、HTC Oneに搭載されているUltraPixelsカメラを利用し、シャッターを切った後に自動的に20枚の写真と3秒間のビデオ画像をキャプチャし、その瞬間をすぐに切り取る事が出来ます。（過去機にアップデートでZoe撮影モードが搭載されるかは不明）

その切り取った瞬間を見るためにHTCのギャラリーアプリはZoeをフルに活用するために再設計され、ギャラリーアプリを開くとビデオや静止画などが表示され、その瞬間をハイライトでアニメーションで表現する事が出来ます。