EXPANSYSツートップの一台！HTCフラッグシップ端末「HTC One ブラック」レビュー

2013/6/1現在EXPANSYSのツートップと掲載されているHTCの2013年度フラッグシップ端末、「HTC One」のブラック（国内版ではブラックメタルと記載）をお借りしたので写真を含めた軽いレビューを行いたいと思います。

機種の概要

2013年度HTC製スマートフォンのフラッグシップ機となり、2012年度に引き続き「One」と名付けられた機種となります。

開発コードネームは「M7」となり、メーカー型番は「PN07 Series」となります。

幅広い地域で販売が行われ、モデルは違う物の同系列機も含めるとヨーロッパ各国・中東・アジア（台湾・香港・中国大陸・日本）・北米などで販売が行われています。

2012年度の年末に販売が行われたHTC Butterflyとスペックは近い物となっている物のButterflyシリーズではネックになっていた画面サイズがサイズダウンし、筐体はフルアルミボディとなりました。

現状、カラーは2色展開となり、日本モデルのカラー名を引用すると「ホワイトメタル」「ブラックメタル」となるようです。

更に、2013年度に販売となる新UI「Sense 5」を初期搭載した機種は全て2キーとなり、とてもシンプルな構造となるようです。

スペック

内容物

お借りしたのはヨーロッパ版だったのですが、グローバル向けは特に内容物は変わらないかと思います。

• ACアダプター
• ヘッドセット
• USBケーブル
• 説明書・保証書
• SIMスロットピン

機種のデザインや操作

– 化粧箱

2012年度機の化粧箱からは一転し、真四角になり平べったい構造となっています。

– 開封

– 他機種と同時撮影

EVO3D ISW12HT

HTC J ISW13HT

HTC J butterfly HTL21

Windows Phone 8X

グローバル版HTC Oneの良い点・悪い点

良い点

• SIMフリー

SIMフリーにより、国内WCDMAキャリアでも通信を行う事が可能です。更に一部モデルではイーモバイルLTEも利用可能との事で、SoftbankのダブルLTEの片方が利用出来そうです。

• HTCによるアップデートが素早く可能

グローバル版はHTCが直売している物なので、アップデートがとても速いです。

• 余計なアプリケーション（ブロートウェア）が入っていない

キャリアから販売されるとどうしても導入されているプリインのアプリケーションですが、グローバル版はそういった余計なものは入っていません。

• フォルム

日本版と比べ裏蓋式ではないため、若干軽い上に変に気を使う必要が無い

悪い点

• SDカードスロット非搭載

SDカードスロットが非搭載な為、内部ストレージの容量を気にしなければなりません。

• 日本機能が搭載されていない

おサイフケータイ、赤外線、ワンセグなど日本向けに提供されている機能・サービスを受ける事が出来ません。

• 2キーの問題

2キーによりオンスクリーンメニューキーが強制表示となる

各国で販売されているHTC Oneのバリエーション・相違点など

前述したようにHTC Oneはモデルは違う物の世界で幅広く販売されています。

細かく記載すると次の通りです。

• HTC One : M7_U (LTE非対応台湾向け)
• HTC One : M7_UL (FDD-LTE対応、北米・香港・ヨーロッパ・Developer版・Nexus版など向け)
• HTC One : M7_UTL? (TD-LTE対応、中東向け)
• HTC New One : M7C_DTU (TD-SCDMA + GSM/WCDMA対応 デュアルスタンバイ2SIMスロット搭載 中国ChinaMobie向け)
• HTC New One : M7C_DUG (GSM + GSM/WCDMA対応 デュアルスタンバイ2SIMスロット搭載 中国ChinaUnicom向け)
• HTC New One / HTC One dual : M7C_DWG (CDMA2000/GSM/WCMDA + GSM対応 デュアルスタンバイ2SIMスロット搭載 中国ChinaTelecom向け)
• HTC J One : M7_WLJ (CDMA2000/WCDMA/GSM対応 日本KDDI向け)
• HTC One : M7_WLS (CDMA2000/WCDMA/GSM 北米Sprint向け)
• M7_WLV (CDMA2000/WCDMA/GSM 北米Verizon Wireless向け)

HTC One : M7_U / M7_UL / M7_WLS / M7_UTL?

HTC J One : M7_WLJ

HTC New One (HTC One dual) : M7_DUG / M7_DTU / M7_DWG

M7_WLVは6/1現在未発表です。

比較表を作ると次の通りになります。

HTC Sense 5の機能について（カタログ・公式ページから引用）

HTC UltraPixel Camera

写真をキレイに撮る秘訣は「光 」。

スマートフォンに最適な解像度。そして、約300%以上の明るさ

きれいな写真を撮るためには、明るい場所で撮るか、きちんとライティングされていなくてはなりません。つまりたくさんの光がないと暗くてノイズの多い手ブレした写真になってしまうのです。

しかし、スマートフォンで撮影するのは、ランチで食べた料理や、友達とのパーティなど、たいていの場合は室内やうす暗い場所。

「HTC UltraPixel Camera」は、明るくてきれいな写真がいつでも撮影できるように解像度は最適なサイズ（1920×1080の解像度で約400万画素）に抑え、大きな撮像素子でたくさんの光を受け止めます。低照度でもきれいな写真が簡単に撮れて、画像データも軽いので、メールしたりシェアしたりもラクラクです。

• Sense 5 (HTC One)の撮影技術「UltraPixels」、「HTC Zoe」の機能紹介

HTC Zoe (ゾエ)

新しい写真の撮り方。大切な瞬間を逃さない。

静止画と動画を同時に保存。さまざまなエフェクトや合成が可能。

「HTC Zoe™」は、シャッターを押す1秒前から4秒間20枚の写真とシャッターを押してから3秒間のフルHD動画を1シャッターだけで撮影。

後からベストな1コマを選ぶことができます。記念撮影で誰かが目をつぶってしまっていても、その人だけ目を開いている時の顔に合成したり、多彩な画像合成技術で写真をさらに楽しく加工したり、みんなとの楽しい時間をとらえたシーンを静止画や動画でHTC独自サーバー「HTC Share」にアップしたりSNSに投稿したり、カンタンに友達や家族とシェアすることができます^※。

30fpsのHD動画や、逆光などでもきれいに撮れるHDR動画の撮影も可能です。

笑顔を選んで合成。みんなが笑ってる奇跡の一枚に。(Always Smile)

みんなで一緒に写真を撮っても、全員が一番いい笑顔で写っている写真を撮影するのはなかなか大変です。

でも、「HTC Zoe™」で撮影すれば後から「スマイルレタッチ」で、変えたい人の顔をタップして、連続して撮影された中からベストな笑顔を選べます。(最大10人まで対応)

通行人などを自動で削除。すっきりとしたベストな一枚に。(Object Remove)

せっかくみんなでポーズを決めて撮影したのに、すぐ横を知らない人が歩いていたりちょっと残念な写真も、「HTC  Zoe™」で撮影すれば後から「オブジェクトの削除」で、自動的に通行人など動いていたものが削除できます。

 連続撮影した写真を合成。動きを感じる一枚に。(Sequence Shot)

動きのあるシーンを撮影しても、一枚の写真ではなかなかそのイメージは表現できません。

しかし、「HTC Zoe™モード」でシャッターボタンを押して撮影すればその中から5コマを一枚の写真に合成できます。動きのあるシーンを一枚の画像にして友達とシェアしてみませんか？

選んだシーンをスローにして、思い出をドラマチックに。(Variable Speed Playback)

何気ない日常もスローモーションでドラマチックに。

スローモーションモードで動画を撮影したら、後はスローにしたいシーンを選ぶだけ。

ノーマルのスピードからそのシーンだけスローにすることで、今までのスローとは違った面白さを演出できます。

ちょっと加工して可愛さアップ。顔をレタッチできる7つのツール。(7 Special Face Retouch Tools)

せっかくいい笑顔で撮影したんだから、ちょっと加工して今までで一番のお気に入りにしてみませんか？「肌を滑らかに」「顔の輪郭」「アイエンハンサー」「赤目除去」「目を明るく」「照明」「てかり防止」の7つのツールで加工できます。

いきいきと楽しかった雰囲気をそのままに。(Living Gallery)

一日の終わりや、のんびりとした時間にHTC Oneのギャラリー内のマイフォトをのぞいてみてください。

それまでに撮影した写真が、スクリーンを飾っていることでしょう。「HTC Zoe™モード」で撮った画像も動き出してそのシーンをいきいきと再現しています。

街角で何気なく撮影した写真も、みんなでワイワイ楽しく撮った写真も、その時の雰囲気もそのままに再現されます。

撮った写真・動画を30秒に自動編集。(Video Highlights)

HTC J Oneのビデオハイライトは、「HTC Zoe™モード」で撮影した写真や、動画を編集してエフェクト処理した30秒のビデオハイライトの動画を自動的に作成、撮影するごとに新たなビデオハイライトに更新されます。

タップすればBGMと共に動画を再生。また、6種類のテーマから選べば、そのテーマのBGMに合わせて再編集してくれます。

一枚ずつ画像を選ばなくてもそのシーンを伝えるビデオハイライトの動画ができているので、HTC Shareで簡単に共有したり、Facebookやメールで送ったり、その場にいなかった友達とも楽しかった雰囲気まで共有できます。

 

HTC BoomSound 

正面だから臨場感のあるステレオサウンド。

従来のスマートフォンのスピーカーは、本体の裏側や下に付いていてせっかくのお気に入りの曲や迫力ある動画のサウンドもこもったり、歪んだりしていました。

しかし、HTC Oneは、前面に二つのスピーカーを配置。アンプ内蔵で大きなボリュームでもクリアで美しいサウンドを実現。

Beats Audio™と連動してさらなる高音質で音楽や映画、ビデオクリップ、ゲームを楽しむことができます。

今まで一人で聞いていた曲もみんなで聞けばよりいっそう楽しく、好きになることでしょう。

HTC BlinkFeed

ニュースやSNSの最新情報がホーム画面で自動更新。

HTC J Oneのホーム画面には、様々な情報に素早くアクセスできる「HTC BlinkFeed™」が表示されます。

お気に入りのSNSやニュース情報やカレンダー、写真・動画などで自由にカスタマイズでき、コンテンツがストリーミング配信され、自動で更新されます。

気になる情報をタップすれば素早く内容を確認することができます。

Sense 5の更に詳細はこちら

• 2013年度のHTC新UI、「HTC Sense 5」の変更点の紹介

日本利用について

日本利用については基本的に自己責任の世界となりますが、私が確認できただけの情報を記載したいと思います（モデルによって対応バンドが違いますのでご注意ください。）

• Docomo 3G(FOMA) プラスエリアなし
• Softbank 3G + LTE(ダブルLTEのイーモバイル側)
• emobile LTE
• Docomo MVNO (アンテナピクト問題あり)

MVNOのアンテナピクトに関しては電話契約を行う事によって解消できます。

 最後に

 

 ※画像は日本版 J One

今回は3回目となるExpnasys様から本体をお借りしてのレビューでした。

日本版と殆ど機能は変わらないのですが、グローバル版は構造やSIMフリーなど若干違っています。

その中からやっぱりグローバル版がいい！と感じた方がいらっしゃれば、私自身嬉しいのですがどうでしょうか。

SIMフリー携帯ならEXPANSYS！