未発表端末、コードネーム「MEM_ULJ（M8MINI_ULJ）」の存在がリーク ”SoftBank”又は”Y!mobile”向けか
先日販売が開始された、HTC One (M8)の小型版「HTC One mini 2」の日本UMTSキャリア向けとなるコードネーム「MEM_ULJ（M8MINI_ULJ）」の存在がevleaksJPより流出しています。
コードネーム”MEM（M8MINI）”は「HTC One mini 2」を表す物で、”ULJ”は通信方式GSM/WCDMA/LTEに対応し、”J”により日本向けに調整された機能（赤外線・テレビ・おサイフケータイ）が利用できる事を表しています。
国際版HTC One mini 2 の概要は以下からどうぞ
どのキャリア向けに作られているモデルか
– SoftBank ? Y!Mobile?
HTC One mini 2自体比較的スペックが控えめのモデルとなっており、所謂日本のキャリア市場にはあまり適していないと言われているモデルとなります。
ですが”ULJ”と言うと開発中止となってものの以前HTC One (M8)をSoftBankMobile向けに作っていた経緯もあり、やはりSoftBankにてHTC機を入れたいと言った思惑がキャリア又はHTC社内で有ったのではないかと考えることが出来ます。
SoftBankMobileは現状Androidスマートフォンのラインナップをとても絞っていますし、ここにHTC One mini 2が入ると言った事は非常に低いのでは無いかと考えられる為、もしSoftBankグループ向けなので有れば先日新機種を発表したSoftBankグループとなる”Y!Mobile”向けへの機種なのでは無いかと考えています。
HTC One mini 2自体とても単価が低く、フルメタル筐体とはいえ現在の販売価格だと過去に販売されていた初代HTC One miniの初販売価格より大きく下げている状況となっています。
それらの事も考えると、現状ミドルレンジ以下のモデルのみ発表を行っている”Y!Mobile”のラインナップからするとジャストなのでは無いかと感じます。
– MVNO?
SoftBankグループ向けと考える事も可能ですが、MVNO向けと言う場合も微々たる可能性でありますが捨てきれません。
MVNO向けで最近発表されたオリジナルモデルと言えば、”Biglobe”からDocomoMVNO SIMカードをセットに販売を行う”LG G2 mini”が有りますね。
こちらはBiglobeオリジナルモデルとなり安価に快適に利用できると言った事が可能で、スペックも似通っていますし同じようにその他のMVNOオリジナルモデルとして投入される可能性については否定できません。
しかし、”微々たる可能性”として挙げた理由としてはMVNOオリジナルモデルでは大方”おサイフケータイ”は搭載されていません。（現にLG G2 miniにも未搭載）
以前から日本向けの目印としてコードネームに利用されている”J”の符号に”おサイフケータイ”が含まれているならば、MVNO向けとするとコードネームには”J”と付くことは無いようには感じます。
おサイフケータイが搭載されなければ、日本では初の公式ブートローダーアンロック対応機種になりえる可能性は十分ありますし、とても期待したい所です。
何れにせよこのモデルが無事販売までこぎ着ける事が可能かと言えばそこは不明な所ですし、今後の情報を注視して追って行きたいですね。
Source : https://twitter.com/evleaksJP/status/491068142206992385