HTCはグローバル販売を予定している、「HTC Desire 10」シリーズ「Desire 10 Lifestyle」「Desire 10 pro」の公開を2016年9月20日に行った。
Desire 10 のスタイリング
Desire 10はミッド帯としつつもエレガントさを目的としたデザインが特徴で、プラスチック筐体ながらもフレームなどの輪郭にメタリック調のデザインを施したものとなった。
Desireシリーズながらも、今年初頭から販売を行っているフラッグシップモデル、「HTC 10」と同じ”10”を飾っており、HTC Desireの最高峰モデルとして投入したいと言った内容となっている。
性能は下がるが、オーディオ性能は抜かりがない「Lifestyle」の背面にはハイレゾロゴが印刷されている。
Desire 10 Lifestyle ハイレゾロゴ – ePrice.tw
Desire 10 pro / Desire 10 Lifestyle – ePrice.tw
ストラップホール Desire 10 Lifestyle – ePrice.tw
Desire 10 pro – ePrice.tw
Desire 10 pro 側面ボタン部 – ePrice.tw
Desire 10の性能
Desire 10シリーズは「Desire 10 Lifestyle」「Desire 10 pro」の2種類が公開されている。
全体的な性能は前者の”Lifestyle”方が劣っている物のその分価格も安くなるが、ハイレゾ再生対応やBoomSound Hi-Fi Editionに対応している点など、オーディオ性能は優っている。
後者は指紋認証やSoCの性能などが全体的に向上しており、よりDesire 10を体感出来る内容となっているが、「MediaTek Helio P10」を搭載している処からミッドレンジ級である事は否めない。
Desire 10 Lifestyle 製品スペック
A56DJ – Desire 10 Lifestyle – Tiffany Aqua
Desire 10 pro 製品スペック
A56DJ_PRO – Desire 10 pro – Stratus White
各モデルの本体ハード分けについて
現状判明しているHTC Desire 10のハード分類についての紹介。
購入の際に参考にして欲しい。
ただ、この内容は現状となる為、今後追加される可能性がある点を注意していただきたい。
A56DJ#UHLは広域アジア地域、ヨーロッパ地域、中東・アフリカ地域、インドにて投入され、DualSIMモデルとなるDUGLは同地域のインドを除いた台湾地域に投入、ULはラテンアメリカ向けに投入予定。
A56DJ_PRO#DUGLは広域アジア地域、台湾、ロシア、中東・アフリカ地域、ヨーロッパ地域に投入、CDMA2000とTD-SCDMAに対応したDTWLは中国大陸地域とインドに投入、シングルSIMとなるUHLはオーストラリア、トルコ、ポーランドに投入予定となる。
管理人の一言
Desire 10シリーズ、最初に耳にした時点では”ミッドレンジ以下”を冠する「Desire」ブランドと今年からフラッグシップを冠する「10」ブランドを融合し、そこまで高性能でもないモデルを投入する内容は激しくハテナでしたが、歴代ブランドがブレブレのHTCだからこそ行える芸当でしょうか。
ただ、本体のデザインはHTCらしさが随所に見受けられ、ソフトウェアもHTCらしさを発揮している内容となっているので1度は触れてみたいですね。
価格についてはLifestyleが台湾にて7999台湾ドル（28000円ほど）を予定、proは現状判明していない模様です。
