未発表端末、HTC U11のミニサイズ版コードネーム「OCEAN LIFE」には日本版が存在 ― ”Android One”モデル存在によりソフトバンク・ワイモバイル投入か

2017/9/15

2017年9月13日、HTCスマートフォン関連の情報流出を行っている「LlabTooFeR氏」が、以前から存在が噂されているHTC U11のミニサイズ版のコードネーム「OCEAN LIFE」のHTCでは初となる”Android One”ブランドモデルの存在について言及しています。

Android One?

Android OneはスマートフォンメーカーがGoogleのリファレンスモデルの準拠のソフトウェア・ソフトウェア更新サポートを行うブランドの１つとなります。

Android Oneの初リリース時点では、バングラディシュやインドなどで超廉価スマートフォンにNexus・PixelスマートフォンのようなAOSPなOSを提供した物となっており、初回リリースの時点では、主に東南アジアや中東などの新興国市場での流通を目的とした低価格帯スマートフォンと言う内容でブランド展開されていました。

その中ワイモバイルから公開されたSHARP Android One 507SHをはじめとして、日本では中堅機をAndroid Oneブランドとして販売される動きが始まり、昨今では中国シャオミ製の「Xiaomi Mi5X」をベースとしたAndroid Oneスマートフォン「Mi A1」の発表が記憶に新しく、先日流出したモトローラモビリティ製の「Moto X4」のAndroid Oneモデルで有ったり、今年は日本だけではなく海外でも中堅機のAndroid Oneモデルを投入する流れにあるようです。

Xiaomi Mi A1

Android One x OCEAN LIFE?

未発表端末、コードネーム「OCEAN LIFE」は、HTC U11のミニサイズ版として開発が行われているものとなり、スペックは中堅モデル（ミッドレンジ）級となります。

背面にはUシリーズと同様の「liquid surface」デザインを採用し、握って操作を行う「Edge Sense」も搭載しています。

Android Oneモデルに於いてもHTCで提供する内容（U SonicやEdge Senseなど）は全て利用できるとの事。

流出しているスペックは次の通りです。

OCEAN LIFE via evleaks

Qualcomm Snapdragon 630
5.2インチ
フルHD 16MP(フロント・リア)
IP67防水

この上で、Android Oneの販売機が存在すると今回流出しています。また、「LlabTooFeR氏」によると日本版も存在するとの事ですので、「Android One」を投入している日本キャリアを考えると、ソフトバンクの廉価ブランドとなる「ワイモバイル」での投入が期待できそうですね。

国内でのAndroid OneはNFCを搭載していると「おサイフケータイ」を搭載する事についても要件となる為、NFCを搭載する「OCEAN LIFE」はおサイフケータイについても搭載されるでしょう。

Andorid Oneではなく通常モデルについても期待したい所ですが、今後の流れに期待ですね。

HTC Ocean_Life will be released under Android One program. It will lose most of the HTC apps and run stock Android O with Sense 9.0_A1.

— LlabTooFeR (@LlabTooFeR) September 13, 2017

Source : Twitter