HTCは「HTC U12+」を2018年5月23日に公開しました。
HTC U12+は、コードネーム「IMAGINE」、シリーズ名「2Q55 Series」で伝えられていたHTCの2018年フラッグシップスマートフォンとなります。
U12+はU11同様、水の流れをモチーフとした「リキッドサーフェス」デザインを採用し、バージョンアップした「エッジ・センス２」、前後にてデュアルカメラを搭載しています。
本体概要
HTC U12+ / IMAGINE
エッジセンス２
エッジセンス２はU11やU11 lifeで搭載されていたエッジセンスとは一部異なり、”握る”動作だけではなく”タップ”や”ホールド”機能が追加されています。
各種利用例としては、ホールド機能の場合、画面回転がONになっている状態で握りながら横に倒しても画面が回転されない事や、タップ機能はエッジ上を戻るボタンとして割り当てると、ナビバー上ではなくエッジ操作で戻る操作を行う事が出来る例が挙げられています。
DxO Mark Mobile 103点
HTCはU12+がDxO Mark Mobileで103点を取得していると紹介しています。
これは2018年5月23日現在、Huawei P20やGalaxy S9 Plusを超え、Huawei P20 Proの次点として2位に位置付けられています。
DxO Mark Mobileのカメラ総評上では静止画撮影では”106点”、ビデオ撮影では”95点”と評価され、長所と短所は以下の通りに評価されているようです。
静止画撮影時の長所
- 非常に高速かつ正確なオートフォーカス
- 快適な色と正確なホワイトバランス
- 正確な露出と広いダイナミックレンジ
- 良好なディテールとテクスチャの撮影が可能
- 自然で魅力的なボケのシミュレーション
動画撮影時の長所
- 効果的なスタビライゼーション
- 良い追従と正確なオートフォーカス
- 快適なホワイトバランスと鮮やかな色
- 良好な露出とダイナミックレンジ
- ノイズが比較的少ない
静止画撮影時の短所
- HDR画像の可視アーチファクト
- 低照度の画像で目に見えてノイズが乗る
- 屋内や低照度での長距離から中距離ズーム撮影時、細部が崩れる
価格
価格は次の通りとなっています。
64GBモデル
- HTC USA : 799USD (8.8万円)
- HTC Taiwan : 23,900NTD (8.8万円)
128GBモデル
- HTC USA : 849USD (9.3万円)
- HTC Taiwan : 24,900NTD (9.1万円)
HTC台湾では、台湾で有名でよくHTCと頻繁にタイアップしている「五月天（MAYDAY）」コラボ限定モデルが7月上旬発売される予定との事です。
HTC U12+ 五月天
今回の内容を確認して
米国のみならず日本市場でも通信事業者からの取り扱いの停止を受けてしまい、どう考えても苦境と感じております。
米国で唯一取り扱いが有ったSprintも、T-Mobile USAとの合併の影響か否か、現在取り扱いが発表されておらず、アンロックモデルもCDMA2000の対応が必須なことによりSprintは非対応となっています。（米国販売モデルはIMAGINE#UHL）
日本市場の状況などについても次回の記事にて記載いたしますので、もう少々お待ちください。
Source : HTC USA
