Android One X2にAndroid 9 Pieが配信開始
2018/11/29
2018年11月29日、ワイモバイルより販売されている「Android One X2」(メーカー型番 2Q3F500 / コードネーム OCEAN LIFE#UHL_JAPAN)にAndroid 9 Pieの配信が開始されました。
ワイモバイルのAndroid Oneデバイスの中ではAndroid One X4に続く2番目の配信となり、早い段階での提供となりました。国内で販売されているHTCデバイスとしては初のPieになります。
アップデートサイズは768.6MB。更新中も操作可能で、操作不能な時間は再起動時の1~2分程度です。
アップデート内容
- OSアップグレード、Android 9(Pie)
システムソフトウェアバージョン:2.10.762.7→3.59.762.5
セキュリティパッチレベルは2018年10月1日。
主な追加機能、変更内容
- Adaptive Battery(自動調整バッテリー)の追加
- Adaptive Brightness(学習による明るさの自動調整)の追加
- 新しいナビゲーションUI
- ホームを上にスワイプでタスク一覧・アプリ一覧の表示
- 上記に伴い、タッチキーを無効にしてナビバーの表示が可能に
- ホーム画面のレイアウト変更
- 音量ボタンでの調整対象が、着信音からメディア音量に
- 壁紙に基づいたテーマ変更、手動でのダークテーマ適用
- Pixelイヤホンへの対応(通知読み上げ、リアルタイム翻訳など)
- 電源メニューにスクリーンショットが追加
- ユーザーの行動を予測し、候補を表示するApp Actions
- スマートフォンの利用時間などを表示するDigital Wellbeingの追加
操作周りが大きく変わり、デザインも大きく変更されています。Android One X2は物理タッチキーのデバイスですが、設定でタッチキーを無効にして新しいナビゲーションバーを表示させることができるようになっています。
タスク一覧を出したときに下部に表示されるアプリは、アプリケーションドロワーにあるオススメアプリとなっていますが、「ホームの設定>候補>アプリ([最近]と[全てのアプリ]リストの一番上)」をオフにすることで、ドックに表示されているアプリが常に表示されるようになります。思うような候補が出てこなくて扱いにくい場合はそのようにしてみましょう。
Souce:
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2018-12-05:Digital WellbeingとApp Actionsを追記