au 「Fx0 LGL25」国内販売品でもカスタマイズ可能
auから販売が行われていたFirefox OSスマートフォン、「Fx0 LGL25」コードネーム「madai」だが先日当サイトで記事にした通り、Android導入等が不完全ながら出来る状態と言う報告をお伝えした。
ただこの内容は、すでにauから正規販売で出荷されているFx0の話ではなく、あくまで激安販売が行われている闇ルート「Fx0 LGL25」（笑）の内容であった。
闇ルート「Fx0」は開発ファームが導入されていることにより、adb shellから即suを叩け、管理者権限へ昇格が出来る。
その事によりBootloaderへのアクセスが可能であり、なぜか特定コマンド（fastboot oem unlock）等を行わずしてBootloader Unlockが行われている状態の為、カスタムリカバリからシステムを変更することが可能だった。
開発ファーム様々なのだが、問題は通常販売品では以上の事が一切できないところにある。
通常販売品Fx0のroot化が成功
そんな中、通常販売品Fx0を所持している「takanotume24」氏が中国のAndroid rootツールである「Kingoroot」をFx0で通し、root化が出来たとの報告が有った。
！？！？！？！ pic.twitter.com/8f2PqO9VQH
— takanotume24 (@takanotume24) 2016年6月8日
Root化できてしまった・・・ こりゃねれんぞ・・・ — takanotume24 (@takanotume24) 2016年6月8日
「takanotume24」氏から直接話を聞くと、lafパーティションは飛ばすことが出来て、Download Mode (fastboot mode)に入ることは出来たが、Ubuntu・Windows PC共にUSBが反応しないとの事だった。
ただ、同氏はFx0本体自体のUSBの不調を訴えており、全てのFx0がこの動作をするかは分からない。
Download ModeにてUSB接続が出来ており、Bootloader Unlockが済んでいる状態となっているのであればtwrpリカバリをブートすることが出来る。
Fx0がただのオブジェと化しているユーザーは是非、自己責任にはなるが試してみては如何だろうか。
追記
こちらで出荷版にてAndroidを導入する案内が公開された。
出荷版でも開発ファーム搭載機と同等の扱いにできるようだ。