au HTX21 INFOBAR A02はどんな機種?HTC速報が考える良い点/悪い点!

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写真はケータイWatch様から引用させてもらっています

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130124_584805.html 

1月24日にKDDIと完全タイアップのHTC製携帯電話となるINFOBAR A02が発表されました。

今回この機種はKDDIのiidaブランドとして発表された物なので、以前発表されていたSHARP製のA01 / C01の時と同じように表向きにはメーカー名は大きく記載されていません。

この記事ではそのINFOBAR A02の私が考える良い点悪い点を記載したいと思います。(INFOBAR A02のUIや本体デザインは後ほど別記事で記載します!)

先ずはこの機種の概要などを見ていきましょう。

スペック

概要
ペットネーム INFOBAR A02 コードネーム IMPRESSION_J
ボードネーム IMPRESSION_J 略称コードネーム IMN_J
シリーズ名 PM65 Series メーカー型番 PM65100
キャリア型番 A02 モデル型番 HTX21
発売日 本体価格
基本仕様
OS Android 開発OSバージョン Android 4.1.1
初期Senseバージョン New Sense iidaUI
SoC Snapdragon S4 Pro APQ8064 + MDM9615 動作周波数・コア数 1.5Ghz / クアッドコア
GPU Adreno 320
RAM 1GB ROM 16GB
カメラ 800万画素 F/2.0 HTCImageChip搭載 インカメラ 210万画素 広角 F/2.0
MicroSDスロット SIMスロット形状 au Micro IC Card
バッテリー容量 2100mAh バッテリー取り外し 可能
ネットワーク(予想)
ネットワーク:3.9G LTE (800 band18 /1500 band11) データ通信:3.9G au 4G LTE
ネットワーク:3G CDMA2000(800/2100) / WCDMA ※1 (850/2100) データ通信:3G CDMA2000 Ev-Do MC Rev.A / HSPA
ネットワーク:2G GSM ※1 (850/900/1800/1900) データ通信:2G GPRS/EDGE
Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n Bluetooth 4.0
サイズ
縦 x 幅 x 厚さ 70 x 138 x 9.7mm 重量 149g
ディスプレイ
サイズ 4.7インチ 解像度 1280 x 720 (HD)
種類 CG Sillicon TFT 液晶 (SHARP/HIMAX 720p HD panel)
その他機能
RFID Felica/NFC ワンセグ
赤外線 防水 ○ (IPX5/IPX7)
防塵 ○(IP5X) BeatsAudio
カラーラインナップ
カラー NISHIKIGOI / ICE GRAY / AOAO
※1 WCDMA / GSMネットワークはローミング時のみ

このINFOBAR A02はコードネーム「IMPRESSION_J」として以前から判明しており、ある程度のスペックは解っていました。

HTCの機種には大まかにSoCで分けられグループとなっており、この機種はSnapdragon S4 APQ8064のDELUXEグループに属しています。

このDELUXEグループにはどのような機種が属しているか記載すると以下のようになっています。

  • DELUXE_U – 中国版BUTTERFLY
  • DELUXE_UB1 – 台湾版Butterfly
  • DELUXE_J – 日本版J Butterfly
  • MONARUDO – DROID DNA
  • M7 – 未発表機種
  • IMPRESSION_J – INFOBAR A02

この中でA02は一番ディスプレイ解像度が低い機種となっていますね。

One X/X+がベース機種と思われがちですが、ベース機種と言う事ではなく一から設計された機種となっています。

これらの事を踏まえて私の中で良い点と悪い点を挙げていくと以下になります。

良い点 / Positive Point

– SoC:Snapdragon S4 Pro APQ8064 + MDM9615 1.5Ghz クアッドコア

搭載SoCがQuallcom製Snapdragon S4 Pro の1.5Ghzのクアッドコアプロセッサを搭載するのに加え解像度がHDと言う事によりでもとても良い動きをすると感じられます。

– インカメラ:210万画素 F/2.0

超広角インカメラにより、より多人数での自分撮りが出来ます。

– J butterflyより強化された防水、防塵対応

J butterflyはHTC機初のIPX5に準拠した防水に対応しましたが、このINFOBAR A02はなんとIPX5/7準拠の防水に加え、IP5X準拠の防塵にも対応しています!

– イヤホンジャック部分のキャップレス防水

HTC J butterflyと同様にイヤホンジャック部分はキャップレス防水となっています。

– WinHighSpeed / LTE対応

LTE対応は勿論として、WinHighSpeed対応となっています!これにより3Gも高速に通信が可能となっています。

– 脱着可能2100mAhバッテリー

最近のHTCの機種は、ミドルスペック以上の機種となるとデザインを良くする為にバッテリーが内蔵式になっていることがお殆どです。

ですが、A02はKDDIからの要請か最近では珍しい脱着可能なバッテリーとなっており、容量はJ butterflyの2020mAhよりも多くなっています。

– 日本機能完全対応

国内向けのHTC機は最近では当たり前になっていますが、ワンセグ(アンテナ内臓)/赤外線/おサイフケータイに対応しています!

– HTC機の機能もぬかりなく搭載!

HTCの特徴的な機能である、連写機能や素早い起動のカメラも搭載しており、高音質化機能であるBeatsAudioも搭載しています。

– 卓上ホルダの予定あり!

側面部に卓上ホルダのための接点が有り、この卓上ホルダは急速充電に対応しているようです。

発売日は未定ですが用意がされているようで嬉しいですね!

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悪い・心配点 / Negative Point

– 搭載RAMが1GB

RAMが今回新発売となる機種にしては控えめとなっています。

HTCの方針としてはHD解像度の機種となると2GBもRAMは必要ないと割り切ったと考えますが、その点が気になっているユーザーが多数居るようです。

iidaUIの特徴的でスムーズな動作にも影響が有るのではないかと心配されているようです。

– 裏面のデザインが単色となっている

裏面のデザインが単色となっており、少し物足りないように感じるユーザーも多数いらっしゃるようです。

それを補うためか、auから公式化ハードケースとして以下のようなアクセサリが販売されます。

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– オンスクリーンキー

HTC機としては初のオンスクリーンキーの機種となっています。

この事によりメニューキーの問題は解消するかと思いますが、画面表示領域が小さくなってしまうのは少し悲しいですね。

PantechのVEGA PTL21のようにブラウジング時はキーを隠せる等の機能が有れば嬉しいですが、そのような機能は無い模様です。

– メジャーアップデート

過去機のA01 / C01についてはAndroid 4.0へのメジャーアップデートを行うと今回の発表に加えて明らかになりました。

しかし年明けの今やっと話が出てきている状況です・・・

このINFOBAR A02は初期でAndroid 4.1.1のJellybeanを搭載しているので今は最新に近い物となっていますが、今後特徴的な新しいAndroidが発表された場合それにアップデートされる事はあまり期待できないかもしれません・・・

HTCにはこの予想を打ち砕いて欲しいですね。

最近ではHTCとKDDIはとても仲が良くなっているようですね・・・

INFOBAR A02がHTC製と解るまではまさかKDDIのiidaブランドでHTCが機種を手掛けるとは思いもしませんでしたし、まさかするとも思いませんでした。

ここまでHTC色が出ない機種をキャリアと一緒に作るのは世界のHTCを見ても今回が初めてとなっています。

KDDIとしてもiidaUIだけではなく細かい安定性、機能を考えてもそれを実現できるのは今はHTCしか出来ないと考えての決断でしょうか。

HTC JでKDDIの提案を受け入れ始めて以降、一般人にはとても受け入れられる機種を国内でHTCは連発していますね!

HTCの今後の発展に本当に期待しています><

2013/01/26 編集

バッテリー容量、型番にミスが有りその記述を修正しました。

ご報告頂き有難うございます