米Verizon Wireless、”HTC One (M8) for Windows”を公開・販売開始、価格は2年契約で99.99ドル ー 当分はVerizon専売なもののAT＆T販売予定
HTC USAとMicrosoft、そして米国の通信事業者Verizon Wirelessは既に販売が行われているHTC One (M8)のハードウェアをそのままにWindows Phone 8.1 OSを搭載した”HTC One (M8) for Windows”を2014/8/19に発表を行った。
コードネームが”W8”で知られていたモデルで、今回販売された該当モデルは”W8#WL”、メーカー型番は”0P6B210”、キャリア型番は”HTC6995LVW”に該当。
発表会の様子からも解るように、当分はVerizon専売と言った契約になっている模様。
スペック
| 概要 | |||
|---|---|---|---|
| ペットネーム | HTC One (M8) for Windows | コードネーム | W8_WL |
| ボードネーム | W8_WL | 略称コードネーム | WET_WL |
| シリーズ名 | 0P6B Series | メーカー型番 | 0P6B210 |
| キャリア型番 | HTC6995LVW | モデル型番 | HTC6995LVW |
| プラットフォーム | hTCBmsm8974 | ||
| 発売日 | 本体価格 | ||
| 基本仕様 | |||
| OS | Windows Phone | 初期出荷OSバージョン | Windows Phone 8.1 |
| 初期Senseバージョン | なし | ||
| SoC |
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動作周波数・コア数 |
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| GPU | Adreno 330 | ||
| RAM | 2GB (DDR3) | ROM | 32GB |
| カメラ |
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インカメラ | 500万画素 F2.0 BSI |
| MicroSDスロット | あり | SIMスロット形状 | nanoSIM |
| バッテリー容量 | 2600mAh | バッテリー取り外し | 不可 |
| ネットワーク | |||
| ネットワーク：3.9G (欧州) | LTE 1800(B3)/AWS(B4)/2600(B7)/700(B13) MHz | データ通信：3.9G | LTE |
| ネットワーク：3G | CDMA2000 800/1900 MHz, WCDMA 850/900/1900/2100 MHz | データ通信：3G | EVDO Rev.A / HSPA+ |
| ネットワーク：2G | GSM 850/900/1800/1900 MHz | データ通信：2G | GPRS/EDGE |
| Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4 & 5 Ghz) | Bluetooth | v4.0 with aptX™ |
| サイズ | |||
| 縦 x 幅 x 厚さ | 146.36 x 70.6 x 9.35 (mm) | 重量 | 160g |
| ディスプレイ | |||
| サイズ | 5.0インチ | 解像度 |
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| 種類 | SuperLCD3 液晶 | パネルID（液晶製造元） |
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| その他機能 | |||
| 赤外線 | ○ (HTC TV) | 防水 | あり（IPX3準拠） |
| BeatsAudio | なし (BoomSound) | ステレオスピーカー | ○ |
| RFID | NFC | ||
| カラーラインナップ | |||
| カラー | Gunmetal Grey | ||
HTCとしては2013年度米国市場でSprint Nextel経由で販売を行った”HTC 8XT (コードネーム : TIARA / メーカー型番 : PO88 Series)”以来のWindows Phone OSデバイスで、今回はハードウェアなどの専用モデルを用意しなかった状況から見てもWindows Phone OSデバイスには余り力を入れ難いと言った雰囲気を察する事が出来るが、個人的にノキアの携帯電話は購入したいと感じないのでHTCとして出してくれただけでも嬉しい所ではある。
AndroidのHTC One (M8)でお馴染みの”DotViewケース”や”DuoCamer（UFocus）”、ソフト面では”BlinkFeed”やダブルタップウェクの”MotionLaunch”などHTCが推し進めたい機能は大体そのまま利用できる環境になっていると案内にて公開されている。
発表会中で、今回初めて公開された黄緑色のDotViewケースが公開されており、こちらは”Xbox Limited Edition”となる限定モデルでMicrosoftストアのみで販売される物となると公開が行われた。
This is Cortana with the Dot View case on the HTC One for Windows | WPCentral
国内で問題なく利用が可能かは別として、スペック上ではローミング用に「WCDMA」や「LTE Band 3 / 1800MHz」に対応しているのでLTEではNTT docomoの一部地域とY!mobileやSoftBankで利用帯域は合致している。
過去のモデルを参考にするとVerizon版はau3Gの800MHz帯を利用し通話のみは可能と言う事が判明済みである。
パッケージ
パッケージはHTC One (M8)のVerizon版とは大きく違い、以前販売が行われていたHTC Windows Phone 8XのVerizon版と似たデザインに。
HTC One (M8) for Windows | ebay
AT&T、T-Mobile US向けも？
AT&T HTC One (M8) for Windows
8/19の発表時はほぼVerizon専売といった形で公開されていたが、すぐにAT&TがプレスリリースにてHTC One (M8) for Windowsを販売すると公開しているので、こちらもじきに販売されると言う事が解る。
AT&T向けについては既に販売されているHTC One (M8)がキャリアアグリゲーションに対応している為ATT向けW8も対応するかに注目している。
以前からモバイルデバイスのリークを続けている@upleaks氏によると米国の他の通信事業者であるT-Mobile US向けへもコードネーム「W8」は開発しているとの事で、今後その他地域や通信事業者にて販売される可能性が予測出来る。また、該当するコードネームはW8#UL-TMUSとなるかと考えられる。
グローバルモデルやアジアモデルについては一切情報が出て来ていないので、対応周波数的に悲しくは有るが販売は行われない可能性も十分に考えられる。
HTC One® (M8) for Windows® – Verizon Wireless
AT&T to Carry HTC One® (M8) for Windows® | AT&T NewsRoom
