HTC台湾 新製品発表会を11月2日に開催 ― 未発表端末「U11 life」「U11+」を公開か
HTC台湾は新製品発表会を11月2日に行う事を予定している事が各報道機関に送信している招待状より判明しました。
公開される事が濃厚なUシリーズスマートフォンは2機種あり、まず1つ目はミッドレンジモデルとなる「HTC U11 life」。
2つ目はハイエンドモデルとなり、HTCとしては初のアスペクト比が18:9を搭載した「HTC U11+」。
モデルの概要
HTC U11 life
OCEAN LIFE
HTC U11 lifeはHTC U11の小さい廉価モデルとして準備されているものとなり、エッジセンサーなどHTC U11の機能を大よそ利用できるモデルとなっているとのこと。
画面サイズは5.2インチ、解像度はフルHDで、チップセットはQualcomm Snapdragon 630を搭載します。
シングルSIMモデル、デュアルSIMモデルがあり、米国市場にはSIMフリーモデル、またはT-Mobile USAモデルが準備されているとの事。
また、こちらはAndroid Oneモデル（OCEAN LIFE A1）も準備され、日本版も存在する模様です。
コードネームは「OCEAN LIFE」で、シリーズ名は「2Q3F Series」。
HTC U11+
HTC U11+は、HTC U11のスペック等はそのままにハイエンドモデルとして準備されている物となります。
画面サイズは5.99インチ、画面のアスペクト比が18:9となるLCDを搭載し、その影響でオンスクリーンキー化し、下部にタッチセンサー（ハード）キーが非搭載となります。
指紋認証も背面のカメラ下部に搭載され、最近iPhoneが搭載して流行りとなりつつある無接点充電にも対応します。
RAMと内部ストレージは4GB+64GBと6GB+128GBのモデルに別れ、中国大陸市場を中心に投入されるモデルとなるようです。
コードネームは「OCEAN M」、シリーズ名は「2Q4D Series」となります。
名称について
リークされた情報が錯綜していますが、過去に「OCEAN LITE」と報じられた物が「OCEAN LIFE」、「OCEAN MASTER」と報じられたものが「OCEAN M」となります。
MASTERとLITEは過去に開発され、中止となっている（その後ブラッシュアップされLIFEとMへ移行）ものと私は考えています。
招待状
Source : sogi
管理人の一言
U11 lifeについては、SDM660ではなくSDM630を搭載するその所がコストカット感が凄いなと感じているところではありますが、その分価格が安価になれば許せる範疇でしょうか。
U11+、過去に「OCEAN MASTER」として開発していた事を考えると「U11 (OCEAN)」と同時期に出そうとしていた事を伺えはするのですが、結果的に一度潰して「OCEAN M」として完成し、11月2日以降に順次発売と言う事ですので、既に販売されているGalaxy S8+やV30を考えると正直遅すぎると言う気持ちが凄いです。
HTCの通例として年度末に公開されるものの多くの機能は次の年のフラッグシップでも多く搭載されますので、U11+は来年の「U12」の参考になるでしょうか。
11月2日の公開が楽しみですね。