HTC J One向けAndroid 4.4.2 with Sense 6.0 GlobalEditionを試す (HTC速報Dev)
皆さんこんにちは、ぴけぴけです。
2014年9月2日、HTC J One HTL22にAndroid 4.4.2へのアップデートが行われました。
グローバルモデルではSense6を搭載したバージョンが提供されましたが、こちらはHTL22ではSense5.5留まりです。
そんなHTL22ではありますが、本サイトではHTL22向けのカスタムROM、Android 4.4.2 with Sense 6.0（KDDI / GlobalEdition）を公開しています。
さて、私はベータテスト段階から今回の公開に至るまで暫く利用致しました。巷では既にAndroid 5.0が話題になっており今更感がありますが、気付いたことや感じたことをレビューさせていただきます。
外見・新機能
Sense 5の黒主体なデザインとは大きく変わって色鮮やかになりました。
最近主流のフラットUIで、BlinkFeedも健在。
初めて使う方は新鮮さを感じられると思います。
全体の動作は非常に快適です。
HTL23など、最新機種の動作に慣れてしまうと少しもたつきを感じることもあるとは思いますが、それでも十分利用できる動作速度だと感じています。
そのおかげか、以前よりもHTL22の利用頻度が増えました。
カメラはSense6になったことで一新。
HTC One M8やHTC J butterfly HTL23と比べると、デュオカメラに関連する機能やマニュアルモードは利用できないという差があります。
設定とトグルスイッチには新たに最大省電力が追加されました。これを有効にすると携帯電話として必要最低限なものだけを残して殆どの機能を絞った「最大省電力」状態になります。
最大省電力モード有効時の電池消費履歴です。
ベータ版を使っていたころのスクリーンショットですが、スリープ状態での消費をある程度は抑えているようで、一応機能していると思われます。
フォントに関しては少々問題があり、UD新ゴフォントを利用しているGlobalEditionではGoogleChromeなどの特定のアプリで所謂中華フォントになってしまいます。
Sense6から利用できる「FlipFont」でフォントを切り替えてもそちらだけは変わらないので、気になる方は別途入れ替えが必要かと思われます。
モバイルネットワーク
GlobalEditionのレビューとのことで、ケイ・オプティコムのmineoでの運用をしております。
というのも、KDDI版ではAPN設定時に強制終了してしまったり、そもそもアンテナピクトが立たず全く利用が出来ませんでした。mineo運用をされたい方はご注意ください。純正のものではCPAにネットワーク設定を行いましたが、GlobalEditionですので直接APNを設定します。SIMロックを解除して運用している方はお馴染みですね。
APN：mineo.jp
ユーザID：mineo@k-opti.com
パスワード：mineo
認証タイプ：CHAP
おサイフケータイ
いままでおサイフケータイを利用したことがなかったのですが、折角なので試してみました。今回は楽天Edyをチャージしてみることにします。
自販機やコンビニで問題なく決済できました。
しかし、おサイフケータイWebプラグインは正常に機能しなかったのでそこは注意が必要だと思われます。 楽天Edyで例えると、楽天ポイントをEdyに変えるといった操作はWebプラグインを利用できないため、直接店頭で受け取ることしか出来ないなどの問題があります。
HTL22が発売されてからもうすぐ１年半。この記事を読んでいる皆様はまだ使ってますでしょうか、それとも既に新しいものに替えましたか？
それぞれ思うところがあると思いますが、私はもうしばらく使っていこうと思います。